8 トラファルガー広場に凱旋ならず

2010年9月 イギリス旅行記8

体調は悪化しつつあったが、休むわけにはいかない。
アビーロードからロンドン中心部に戻る。

これから見学してまわる場所は、わたしは過去に訪問済み。おもにRの希望地をめぐることにした。

ベタなロンドン観光

テムズ川にかかる橋の上。
ロンドン

ビッグベン。
ビッグベン

ザ・フーのファースト・アルバム(ただしアメリカ編集盤)のジャケットごっこをして遊ぶ。
お手本はこんな感じ。

次いで、ウェストミンスター寺院。世界遺産。
ものすごい行列ができていたので入場はせず。

ウェストミンスター寺院

もう昼過ぎだ。さすがに腹が減ってきた。ウェストミンスター寺院付近には手軽なレストランが見つからず、トラファルガー広場方面へ歩いて向かう。

途中で、マクドナルドを発見。
もうハンバーガーでも何でもいいから空腹を満たしたかった。
フィレオフィッシュをがっつく。
腹は膨れたが、今度は胸やけがしてきた。

何とかこらえて、トラファルガー広場へ。

トラファルガー広場でダウン

かつて猿岩石がユーラシア大陸横断ヒッチハイクをゴールした場所だ。
いや、そもそもはトラファルガー海戦でイギリス海軍が勝利した記念につくられた広場だ。英雄ネルソン提督の記念碑がそびえ立っている。いわばネルソン提督の凱旋広場。
噴水もあって、いい雰囲気だ。

が、本格的に気分が悪くなる。胸やけがひどい。頭痛もはげしい。
動けなくなった。
噴水そばでへたりこむ。
ネルソン提督が見下ろす中、ダウン。

疲れがピークに達したのか、連日のハンバーガーとポテト攻撃に胃腸が悲鳴を上げたのか。
極東の島国から遠く離れること数千キロ、ようやくたどり着いたトラファルガー広場でついに息たえてしまうとは、ああ無情なり。
凱旋かなわず。

「あかん、無理や」
心配してくれるRにそう答えるのがやっとの状態。
海外旅行中にここまで急激に体調が悪化したのは、インド以来だ。あの時はたぶん水にあたったせいで、ひどい下痢と発熱だった。それもブッダガヤなんて田舎町で。
まあ、あの時に比べれば、まだましな状態な上、ここは世界屈指の大都市ロンドンだ。いざとなれば、病院なんていくらでもある。

とりあえず動けそうにないので、Rに一人で観光に行ってもらうことにした。
ろくに英語も話せないRだが、まあ大丈夫だろう。ロンドンなんて誰でも旅行できる。
後ほどホテルで落ち合うことにして、Rは一人で雑踏の中へと消えていった。

30分から1時間ほど、トラファルガー広場の階段に座っていると、少しだけ体調が回復してきた。
何とか歩けそうなので、地下鉄の駅に降りる。ふらふらしながらも、無事にホテルまで帰ることができた。
すぐにベッドに倒れこむ。

というわけで、本日の観光は半日のみ。
後半戦の模様はRのカメラと報告に頼ろう。

ロンドン観光後半戦

タワーブリッジ。
タワーブリッジタワーブリッジ
タワーブリッジタワーブリッジ

Rいわく、「タワーブリッジといえばロビンマスク。でもロビンマスクの展示が一つもなかったわぁ」
そう言いつつも、お土産用のタワーブリッジとの合成写真をちゃっかり購入していた。

ロンドン塔。世界遺産。
ロンドン塔ロンドン塔

Rいわく、「中には入らなかった。だって一人で入っても何が何かわからへんし」
もったいない。世界最大のダイヤモンドやその他イギリス王室の財宝も見学できたのに。博物館なのにムーヴィングウォークになっていて、立ち止まれないけど。

あと、バッキンガム宮殿などメジャースポットも見学したらしい。

夜になって、Rは、瓶ビール片手に帰還。すっかりロンドンを満喫したようだ。近所のインド料理屋でカレーを食べてきたらしい。
わたしの体調もかなり回復。とりあえず頭痛と胸やけはなくなった。
食パンを使ったサンドイッチを軽く食べておく。これなら胃腸への負担は少ない。
ちょっとだけビールをわけてもらった。まだあまりビールがうまいと感じない。
ためしに外に出てタバコを吸ってみる。こちらもうまくない。
こういう時は体調が悪い証拠である。

大人しくしておこう。もう一度寝る。
なんと、明日がイギリス最終日だ。短いなあ。

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