7 ロンドン再び。 ベーカー街とアビーロード

2010年9月 イギリス旅行記7

たっぷり眠ったはずだが、体は重いままだった。疲れが抜けていない。
でも、今日はロンドンに戻らなくてはいけない。忙しい。

リバプールからロンドンへ

宿で朝食をとり、リバプール駅へ。
午前7時48分発のロンドン・ユーストン行きの列車に乗った。
のどかな風景の中を列車はひた走る。

ロンドン

車中でもまた居眠り。本格的に疲れているようだ。

9時56分、ユーストン駅到着。
ロンドンに再び戻って来た。
天気は快晴。昼間は暑いくらいだ。

ホテルはユーストン駅から歩いて5分ほどの立地。見た目は普通の民家のようだ。いわゆるタウンハウスという、日本で言うところの長屋作りだ。
案内されたのは受付とは別の建物で、内部は民家そのもの。
木製の階段を上ると、部屋がいくつかあって、その一つに泊まることになった。
シングルベッドが二つに小さなテレビ。あとはクローゼットと手を洗うだけの洗面台くらい。

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実にシンプル。まるでホームステイしているかのような気分だ。
大英博物館にも歩いて行ける距離で、とても便利。

セント アサンズ ホテル (St Athans Hotel)
ロンドンセントアサンズ

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ベーカー街221番地

大英博物館は後回しにして、まず向かったのはベーカー街。
リバプールのマシュー・ストリートがブリティッシュロックンロールの聖地だとすれば、このベーカー・ストリートは英国探偵小説の聖地と言えよう。
地下鉄の駅を出たところでお出迎えしてくれたのは、かの有名な名探偵であった。

ベーカー街

「路上喫煙は禁止だぞ、ホームズ」
と、相棒のワトソン君から注意されたかは知らないが、パイプを吸う様は堂に入っている。さすがは筋金入りのジャンキーである。
目指すはベーカー街221番地。

ベーカー街
シャーロック・ホームズ氏の自宅だ。もちろんホームズ氏は架空の人物なので、自宅も存在しようがないのだが、それはそれ、「シャーロック・ホームズ博物館」として仕立て上げたのだ。今では立派な観光名所である。

ベーカー街

ここに来るのは2度目だ。前回訪れたのは、1997年の3月だった。13年も前の話だ。2013年の現在からすると何と16年前にもなる。年を取るはずだ。
むろんRは初めてだが、別に入らなくてもいい、どうせ入っても詳しいことがわからないからとのこと。そんなわけで、建物の記念撮影だけで終了。

せっかくなので、内部の様子は、1997年につけていた日記から引用してみよう。

「入口で19世紀の警官の格好をした係員が入場のベルを押してくれた。ムードが高まる。内部は当時の生活を再現しており、大変興味深い。ホームズの書斎もあり、ワトソンの医療器具や探偵セット、実験器具などが展示されている。当時の新聞の切り抜きも貼ってある。さらには、ホームズが書いたとされる養蜂の手引書までさりげなく展示してあり、イギリス人のユーモアに思わずにんまりとする。マニアなら狂喜乱舞の世界であろう。」

書き写していて、たいぶ思い出した。確かそんな感じだったなあ。19世紀ロンドンの生活がうかがい知れるので、特にホームズのファンでなくとも、それなりに楽しめる博物館だ。
というわけで、ベーカー街をあとにする。

実際にぼくも持っている、この本。19世紀ロンドンの写真多数。かなりおもしろい。

アビーロード

次に目指す駅はジュビリー・ラインのセント・ジョンズ・ウッド駅だった。車内はやや混んでいる程度。
駅に着くと、車内の客の多くが降りていった。なぜか中年のオヤジばかりだ。我々二人も集団にまぎれるように改札へ向かう。
中年オヤジたちは、改札を抜け、迷うことなく駅前の交差点を渡っていった。
なるほど、みんなあそこへ向かうのか、そうだよな、あの有名スポットだもんな、と思わずあとをついて行きそうになるのを寸前で踏みとどまった。

Rが地図を取りだす。郊外だけあってガイドブックの地図はかなりアバウトでわかりにくい。
そばにいたジェントルマンが地図をのぞきこむ。
Rがただ一つの単語を発すると、紳士は無言でとある方向を指さした。おっさん集団とは違う方角だった。よかった、集団について行かなくて。あっちには競馬場でもあるのだろうか。
我々が向かうのは、もちろんパドックではない。

駅から5分ほどで、それらしい一角を発見。なにやら人が集まってカメラを構えている。
普通の、ごくありふれた、どこにでもある、平凡な、つつましい、それでいて世界一有名な横断歩道がそこにはあった。
アビーロードである。

アビーロード

まあしかし、観光客が集まってなければ、そうとは気づかない地味っぷりなのも確かだ。
ここはちょうど三叉路のすぐ手前に位置しており、交通量はそこそこ多い。けれど信号はない。
そんな場所で、世界中からやってきたビートルマニアたちはジャケット撮影ごっこをするわけである。

オリジナルがこちら

で、観光客たちがこんな感じで撮影会。

アビーロード

中には4人組でポーズを決め、静止状態でベストショットを狙うツワモノたちもいる。
「おれ、ポール!」「リンゴは嫌や~」とかそんな会話が微笑ましい。
迷惑な話ではあるが、ドライバーたちも慣れたもので、撮影が終わるまでじっと待っていてくれたりする。
我々も順番を待って、一人ずつ交互に撮影した。とりあえずジョンになった気分で歩いてみた。
ちょっと恥ずかしい。

で、横断歩道のすぐ脇の建物が、EMIのスタジオとなる。
ここでかの名盤「ABBEY ROAD」が製作されたわけだ。もちろん現在でもスタジオとして使われている。

アビーロード

ゲート脇の門柱は無数の落書きで埋め尽くされていた。
アビーロード

「A FAN SINCE 1963 USA」とか、「BEATLES IS FOREVER」とか、「I LOVE U PAUL MARRY ME」とか、ベタなものに混じって、おかしなものもちらほらと発見。

「FUCK JUSTIN BIEBER」。なるほどアイドルポップシンガーがお嫌いなわけですね。

「TOTO HUMAN TOILET SINCE 1969」。なぜ日本のメーカーの名前が? 調べてみると、TOTOという社名は1969年から使われているらしい。いや、そんな勉強いらんねん。

「MINESOTA VOODOO MEN」。あなた、日本のガレージバンドでしょうが。何してるんですか、こんなところで。これまた調べてみると、ミネソタヴードゥーメンという日本のバンドがこの頃にロンドンでライブをやっていた。

他にも何語かわからない文言も多数。
とりあえず、落書きはやめましょう。

アビーロードを満喫したが、体は重いまま。ちょっと頭痛もしてきた。大丈夫だろうか。が、これからロンドン中心部に戻って、さらに観光だ。忙しい。

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ユーストン駅近辺は、大英博物館も近くてとても便利。

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