21 ブルガリア・ソフィア観光

2012年8月 ドイツからトルコ横断21

ソフィア市内へ

ブルガリアの首都ソフィア。
街角の看板の文字はアルファベットからキリル文字へ変わっていた。ロシア文化圏だ。
道案内などはキリル文字とアルファベットが併記してあるので、特に問題なし。

ソフィアの道路はきちんと整備されていて、中心部は碁盤目状かつ放射状で構成されているので、わかりやすい。
地図を頼りに、駅から徒歩で宿を目指す。駅到着、宿へ向かう。毎回変わらぬ旅のスタイル。

駅から20分ほど歩いて、無事に宿に到着。
ガイドブックにも紹介されているホステル。
受付の若いおねえさんとおにいさんがとってもフレンドリー。チェックインまで少し時間かかるから、これでも読んでいてね、と日本語の情報ノートを渡された。

まだまだ生きているバックパッカー文化。インターネット無き時代は、この情報ノートがどれだけ重要な情報源だったことか。各地の日本人宿には、分厚い情報ノートが何冊も置かれていた。90年代の終わり頃、プノンペンのキャピトール・ゲストハウスの情報ノートは凄まじい情報量だったっけ。
今回の旅では、ハンガリーの日本人宿をのぞいて、日本語情報ノートに出会ったのはここがはじめてだ。
ぱらぱらめくってみるが、最近の書き込みはかなり減少気味。日本人パッカーの数が減ったのか、わざわざ書き込みをしなくなったのか。かく言うぼくも書き込みはしなかったけど。

ただ有益な情報ももちろんあった。どうやらこの時点(2012年8月)では、ソフィア・イスタンブール間の列車は不通だという。トマスクック時刻表にも、一部区間バスで代替輸送と書いてあったので気にはなっていた。事故で不通になった区間の復旧工事が遅れているらしい。どうせ途中でバスに乗り換えねばならないのだから、はじめからバスを利用してイスタンブールまで向かったほうがいいと、情報提供主さんはアドバイスしていた。

一応、ホステルのおねえさんにも確認してみると、やはりその通りだという答え。
むむ、ここまでせっかく全行程を鉄道で移動してきたのに、最後の最後でバス利用か。どうせなら、すべて列車で踏破したかった。

まあいいか。しょうがあるまい。気にしない気にしない。行ければいいんだ。行けるだけましだ。平和でいいじゃないか。国境紛争や内戦があったら、隣の国に行くことすらできないんだから。
おねえさんにバスターミナルの場所も教えてもらい、明日行ってみることに。

さて、チェックイン完了。
二階建てのこじんまりとしたホステルで、ドアは木製ならが電気式のオートロックになっている。部屋も綺麗。二段ベッドが3つある標準的なドミトリー。掃除も行き届いており、問題なし。
個室もあるようだ。

ホステル モステル ソフィア (Hostel Mostel Sofia)
ホステルモステルソフィア
とにかくフレンドリーな宿。ソフィアのホステルならここで決まりだろう。
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荷物を置いて、シャワーを浴びて、長旅の疲れを洗い流す。とにかく昨日の移動は体にこたえた。普通車だったせいで、熟睡できていないのが辛い。
ただあまりのんびりもしていられない。ソフィアに滞在できるのは今日一日のみ。明日の午前中にはイスタンブールに向かいたいのだ。
疲れた体に鞭打ち、市内観光へ出かける。

ソフィア市内観光

ブルガリアと言えば、ヨーグルト。それくらいしかイメージが沸かない。
さて何があるのか。駅から宿に向かう間には、ビルと教会しか見当たらなかった。

ホステルでもらった観光マップを頼りに市内をぶらつく。

アレクサンドル・ネフスキー大聖堂。とにかくでかい。

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聖ソフィア聖堂。ソフィアの街の名前の由来となった教会。
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聖ゲオルギ聖堂。バルカン半島最古の教会らしいが、地元民の昼寝場所と化していた。
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旧共産党本部。とにかくでかい。
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大統領府で衛兵交代儀式。
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市内のど真ん中で遺跡発掘調査中。
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うーん、まあ、なんというかビルと教会しかなかった。

それほど見所はないのが、ソフィアの現状。
街中ではヨーグルトの看板一つ見かけなかった。

「リラの修道院」や「バラ園」に行くなり、田舎のほうへ行くのがいいのかもしれない。ブルガリアヨーグルトにも出会えるかも。

ソフィアの街はきちんと整備されているし、路地に入ると屋台やカフェもあり、ヨーロッパの街角を体験できる。昼間は治安も大丈夫そう。物価も安い。小さなスーパーもあちこちにある。滞在するのに何の不便もない。そんな街。

これにてソフィア観光終了。と一人で勝手に宣言してホステルに戻る。

ホステルの広々としたロビーでインターネット。ここには、ビリヤード台がおいてあったり、ギターを爪弾く旅行者がいたりして、ほのぼのとした雰囲気。

無料の夕食がふるまわれた。パスタとパンが食べ放題。ドリンクもある。ありがたや。腹いっぱいいただく。一食分浮いた。

さすがに疲れがたまっているので、今日は早々に眠ることにしよう。

ちょっと気になること

その前に、ちょっと言いにくいことだが、きちんと書き留めておこう。
ヨーロッパを東に行くにつれ、地元の人たちから浴びせられる視線が気になった。特にルーマニアとブルガリアが顕著だった。
まず顔をじっと見る。それから舐めるように上から下へと目線を動かす。
地元の人たち同士の会話が聞こえてくることもある。もちろん言葉はわからないが、「チン」とか「ジャポン」という単語ならわかる。その語感に差別意識を感じとってしまうのは、こちらの被害妄想だろうか。
単純に東アジア人が珍しくてジロジロ見ているだけかもしれない。それとも、その視線の底にはアジア人に対する差別感情が染みこんでいるのかもしれない。それははっきり言えない。
道中で出会った人たちには、もちろん親切な人が多かった。英語もしゃべれて外国人慣れしている人たちは特にそうだ。
また、何か直接的なヘイトスピーチや嫌がらせを受けたこともない。気づかなかっただけかもしれないが。
一部の人の視線が痛かったのは確かだ。
わが身を振り返り、日本国内ではどうだろうか。さすがに欧米人は見慣れてきたかもしれないが、アフリカや中東の人を街で見かけたらどうだろう。その容姿をじろじろ眺めてしまうこともあろう。隣の人とひそひそ話をするかもしれない。それを見た外国人はどう感じるだろうか。
偏見を抱いているのは、こっちの方かもしれない。この視点だけは常に持っていたい。
さて、明日はトルコ・イスタンブールへ。ヨーロッパからアジアへ。この旅も終わりが見えてきた。

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