20 ブラショフ発ブカレスト経由ソフィア行き

2012年8月 ドイツからトルコ横断20

起床。どうも調子は今ひとつ。
あっさり、ドラキュラ城(ブラン城)見学は断念。まあいいか。

午前中のんびり過ごす。
今日の予定は、まずブカレストまで列車移動。その後、ブカレストからブルガリアの首都ソフィアまでの夜行列車に乗る。
完全な移動日だ。

ブラショフからブカレストへの列車

チェックアウトして、ブラショフ駅へ。
ホステルの人に乗り方を聞いて、バスを利用することに。近くにバス停があり、切符は窓口で買える。バスの番号をよく見て、あとは乗るだけ。簡単。
あっという間に駅に到着。行きの苦労は何だったんだ。

まず列車のチケットの手配。
ローカル線と国際線の窓口は別々になっている。まず国際線窓口で、ブカレストからソフィアまでの夜行列車のチケット。が、寝台は売り切れとのこと。普通の座席しか残っていないとのこと。参ったなあ。でもしょうがない。2等の乗車券と指定席券を購入。
次いで、ブラショフからブカレストまでのチケット。これは昼間なので何の問題もなし。

発車まで時間があるので、駅近くの屋台で食事。
おっと、ヴィーナー・シュニッツェルがあるではないか。ウィーンで食べそこねたのに、こんなところで食べられるとは。

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定食で注文すると、かなりの量だった。でもおいしくいただく。

ブカレスト行きの列車が到着。
二等席ながらも、オープンサロン式の車内は快適。まずまず空いている。徐々に客が増え、全席指定のはずだが、途中から満員電車に。

ブカレスト駅で時間つぶし

3時間ほどでブカレスト到着。
ルーマニアの首都ブカレスト。共産党時代の独裁者チャウシェスクが、古き良きものまで徹底的に破壊し、何の味気も無い街へと変貌させてしまったという。治安も悪い。ちょうどこの時期、日本人女性が拉致暴行された上、殺害されたというニュースがあったばかり。
特に駅構内や駅周辺が危ないらしい。
おっかなびっくり電車を降りる。

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まだ日は明るいので駅構内に特に危険はなさそう。だが、警棒を手にした警備員が頻繁に巡回しているところを見ると、やはり治安は悪いのだろう。

駅の周辺も軽く散策してみよう。が、何もない。すぐに住宅地だ。大きな荷物を背負ったまま歩くのは、体力的にしんどい上、危険も大きそうだ。特に見るものもない。

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夜行列車の発車予定時間まで5時間ほど。駅構内で時間を潰すしかないと割り切る。
構内には、同じような時間潰しの旅行者が多数。特に欧米の若いバックパッカーが多い。集団で集まり、横になって休んでいる。この近くなら安全だろうと見越して、便乗させてもらう。

マクドナルドがあったので、そこで夕食。WIFIも無料で使えた。
ここで2時間ほど粘る。店内には、日本人女性二人組みの旅行者もいて、同じように時間潰ししていた。

チケット所持者だけが入れる待合所があったので、そこでも暇つぶし。電源もあった。ここは安全。持参したDSで遊んだりして、ひたすら待つ。

さあそろそろ列車到着かと思いきや、遅延の表示が出る。最初30分。それが1時間。最終的には2時間遅れ。
列車はモスクワ発ソフィア行きで、途中でどんどん遅れていってるみたいだ。ヨーロッパも東へ行けば行くほど、列車運行クォリティが下がるようだ。

ようやく列車が到着。ぞろぞろと旅行者たちも移動。
ホームに入ってきた列車は、かなりの年代もの。ロシア製だろうか。
これでは二等席はかなり期待薄。ぼろぼろの車両を覚悟する。
乗るべき車両を探すが見つからない。地上係員に聞くと、ちょっと待てとのこと。
すると、新たな車両が2台やってきて、最後尾に連結された。どうやらこっちに乗るようだ。中に入ると、オープンサロン方式のちゃんとした内装だった。一安心。

車内は6割ほどの乗車率。バックパッカーが多い。
幸い二人掛けの席を一人で独占できたので、これなら何とか眠れそうだ。
若いバックパッカーは、デッキ部分に寝袋を敷いて寝床にしていた。なるほどちゃっかりしている。

ブカレストからソフィアへの夜行列車

深夜、ようやく列車はソフィアへ向けて出発。
それにしても長い待ち時間だった。疲れた。
車内はずっと電気がついたまま。周囲は明らかな旅行者ばかりなので、危険はなさそう。
安心して眠れる。

夜中、体をかがめて眠っていると、足をこづかれて目が覚める。
パスポートチェックだ。ルーマニア出国。

とにかく眠たいので、またすぐに眠ってしまう。
でも、当然のようにまた足をこづかれる。今度はブルガリア入国のチェック。
何も聞かれることなく、スタンプを押してもらう。特に緊張もなく、とにかく眠たいのでどうでもいい気分だった。
が、晴れてブルガリア入国。8カ国目だ。それにしても眠たい。すぐにまた眠る。

朝が来た。田舎道をひたすら走る。
ソフィアが近づくにつれ、停車駅が増えていった。どんどん人が乗ってくる。在来線も兼ねているようだ。

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そうこうしているうちに、ようやくソフィア到着。長かった。
ブラショフを出発してから、約20時間。本当に長かった。

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普通席での夜行はとにかく疲れる。
もうごめんだ。夏のハイシーズンに旅行を検討している人は、早めに寝台車を予約しておくことをおすすめします。

あー疲れた。

次回はソフィア観光。

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