2 はじめてのロンドン

1997年3月ヨーロッパ小旅行2

日本からロンドンへ

旅の相棒であるYが手配したツアーは、大阪・伊丹空港集合。
まず伊丹から成田まで国内線で移動して、さらにロンドン行きの国際線に乗りかえるものだった。使用した航空会社は、全日空。

成田からロンドン・ヒースロー空港までの飛行時間は約13時間。
当時の日記には、「ANAのB747は非常に乗り心地が良くて、まったく苦にならなかった。」と書いてある。
前年度に利用したエジプト航空と違って、イスが固くなくて毛布の質もいい。快適だ、とも書いてある。
「ANAよ。あな素晴らしきなり」とは書いていなかった。

むう、13時間のエコノミーフライトが快適で苦にならなかったのか。
若さっていいよね。
くだらないダジャレを口にしたりしないし。

今は、東南アジア行きの6時間フライトが限界だ。
当時の機材よりもかなり良くなっているはずだし、各座席にはテレビモニターまで付いている。それでも長時間フライトがきつく感じるようになってきた。

50代60代の知り合いは、ヨーロッパやアメリカも行ってみたいけど長時間フライトが無理だから行けないという人も多い。
以前は12時間フライトなんぞ余裕だと鼻で笑っていたが、自分がおっさんになってみればわかる。
きつい。
ついでに自分がオヤジギャグを言うようになったのも、わかる。恥ずかしい。アナがあったら入りたい。

でもまあ、16年前の自分には大したことではなかったようだ。
フライト中は、ほとんど一睡もせずに、ひたすら本を読み続けて時間を潰していた。
これも大した体力と集中力だ。読書も意外としんどいものなのである。

文庫本を2冊読破しおえたところで、ヒースロー空港到着。
現地時間で午後3時。日本時間では深夜0時。

ロンドン初上陸

送迎バスに乗り換えて、ロンドン市内のホテルへ移動。
ツアーは楽でいい。

ヒースロー空港からロンドン市内までは地下鉄で一本なので、大した違いはないのだけれども、慣れない異国の地で迎えがあるというのは安心感が違う。

すれっからしの旅行者となった今では、むしろ徒手空拳で空港に降り立つほうがわくわくして楽しいくらい。あぶない。

はじめてのロンドンの街並み

ロンドン市内

初めて生で見るロンドンの街並みは、「レンガや石でつくられた、いかにも英国風建築が小ぎれいに並んでいて、なんかテレビで見る風景そのまんま」と旅行日記は感想をつづっている。60年代のイギリスTVドラマの「プリズナーNO.6」を思い出した、とも書いてある。

当時、深夜に再放送していたそのTVドラマが大好きだったのである。
かっこいいオープニングテーマにのって、ロンドンの街を疾走する英国車。政府機関らしきオフィスで上司に辞表を叩きつけて、自宅に戻る主人公。が、玄関ドアの鍵穴から白いガスが噴射され意識を失う。気付いたところは謎の島。
平和なイギリスの田舎の村そのものといった島だが、誰も名前がない。ただ番号で呼ばれる。主人公はNO.6。脱出を試みるもいつも引き戻されてしまう。
すべては謎、謎、謎。英国風エスプリ、皮肉、ユーモア、そういったものが凝縮されカルト的人気を博した作品。
「番号なんかで呼ぶな。おれは自由な人間だ」
今でも、忘れないほどのインパクトだった。

そんなわけで、わたしのイギリスのイメージと言えば、「プリズナーNO.6」なのである。
あとはロンドン・パンクに影響を受けている。ピストルズとプリズナー。かなり偏っているな。名前からして、ロクなもんじゃない。

ロンドンのホテル、ロイヤルナショナル

さて、日曜日なので道は空いており、それほど時間がかからずホテルに到着。
「ロイヤル・ナショナル」というホテルとのこと。すっかり忘れているので、調べてみた。まだ絶賛営業中。

ロイヤル ナショナル ホテル (Royal National Hotel)
ロンドンロイヤルナショナルホテル

地図

地下鉄ラッセル・スクエア駅とユーストン駅の近くで、大英博物館にも近い。こんなところに泊まっていたのか。外見や部屋の内部など、まったく記憶に残っていないが、立地条件はすばらしい。

荷物をほどいたところで少し休憩。日本時間ではすでに真夜中だ。
その夜は、観光することもなく、近くのハンバーガー屋で晩飯を取ったようだ。
ダブルチーズバーガーセット。3ポンド29と記録してある。当時のレートで1ポンドは約180円。ということは約600円。

食事後は、大人しくホテルに帰って、眠ったのが夜10時。
ずいぶんと早寝である。
長時間フライトが「まったく苦にならなかった」と日記に書いているわりには、あっさりと寝入ってしまったようだ。若いんだから飲みにでも行けよ、と昔の自分に言ってやりたい。

かなりおっさん化していた2010年にロンドンを再訪した時は、ホテルに着いた足でパブに行ったのに。まったく情けない。
(詳しくは2010年9月イギリス旅行記を参照のこと)

まあでも日本時間では朝の7時。
そりゃあ早寝もするものだ。
健康的でよろしい。
目が覚めたら、謎の島なんてことがなきよう。

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ロンドンには広い上、ホテルの数も多い。
ホテル選びは難航しそうだが、なるべく地下鉄の駅のそばに泊まれば、観光へ行くには問題ないと思う。

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