17 ブタペスト3日目 恐怖の館

2012年8月 ドイツからトルコ横断17

ブタペスト3日目

やはり個室は快適な睡眠が取れる。ぐっすり眠れた。
本日でブダペスト3日目。今夜の夜行列車でルーマニアのブラショフを目指す。それまではブダペストで時間潰しである。

朝食を済ませ、とりあえずチェックアウト。荷物を預かってもらう。
大きな目抜き通りをてくてくと歩いて、英雄広場を目指す。

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天気は快晴そのもの。雲ひとつ無い青空。
暑い。なるべく日陰を探して歩く。
20分くらいかけて、英雄広場付近に到着。

英雄広場

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周囲には、こんな建物たち。おそらく美術館。
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英雄広場には観光客がちょこちょこ集まっていた。でもまあ、別に見なくてもいいかなというレベル。

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英雄広場をさらに抜けると、広い公園になっていた。地元家族たちの憩いの場。公園で新郎新婦が撮影会をしていた。
お城のような建物の近くでお祭りも開催していたが、コンサートがあるようで、敷地内に入るには別料金。やめておく。

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サーカスもやってるよ。
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さらに歩くと、温泉発見。

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ハンガリーといえば、温泉も有名。ガイドブックで調べてみると、ここはセーチェニ温泉といって、かなりメジャーな温泉だった。
外見は温泉施設には見えない豪華な造り。
とりあえずのぞいてみる。受付があり、水着の販売などもしている。
タオルも貸してくれる。日本で言うところのスーパー銭湯みたいなもの。メインは屋外の巨大プールみたいな湯船。ここにつかりながらチェスなんぞに興じるのが、ハンガリー人の楽しみらしい。
ちょっと入ってみたかったが、この炎天下の中、屋外で温泉もないだろうということで遠慮しておくことに。

公園の売店で買ったパンを買ったり、ベンチに座ってまったりして過ごす。何でもない優雅で平和な時間。

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ぶらぶらと英雄広場まで戻る。
ここから先はさすがに徒歩はもうしんどいので、地下鉄を利用した。
ブダペストの地下鉄は、かなり年季が入っているが、どこか愛嬌があって好きだ。地下鉄の駅構内や車内は特に危険な雰囲気はない。もちろんスリや置き引きには要注意だが。
さくっと地下鉄で数駅戻る。宿の最寄り駅の一つ手前で降りた。どうしても行ってみたい博物館があったのだ。

恐怖の館

少しお洒落な装飾。でも、壁に浮かび上がるのは「TERROR」の文字。
ここは「恐怖の館」(HOUSE OF TERROR)。

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ナチスドイツ支配下ならびに戦後の共産党独裁体制についての博物館だ。いわばハンガリー圧政博物館か。
宿に貼ってあったブダペストおすすめ観光スポットの上位にランクインしていた。

完成して間もないようで、館内はとても綺麗。カウンターでチケットを買う。
建物中央部分は吹き抜けになっていて、その地上部分には戦車が一台、ドンと展示してある。まさにドン。
ただ、館内では写真撮影が一切禁止。残念。

メインの展示ブースは2階から。
室内に入ると、ムードも盛り上げるためか、不気味なトランス系のBGMが大きめの音で鳴り響いていた。決して控えめなBGMレベルの音量ではない。こんな博物館初めてだ。
最初の展示は、ナチスドイツ時代。ナチスの誕生から、ハンガリー支配への道筋、ホロコーストなどに関するビデオが流れる。

それから、ナチス傀儡政権の矢十字党に関する展示。
戦後のソビエト支配。ハンガリー共産党一党独裁体制。
共産主義のプロパガンタ用広告の数々。
ハンガリー動乱の記録。

などなど、ハンガリー国内の弾圧や圧政に関する展示のオンパレード。
オブジェ風にしてみたりと、展示にもいろいろ工夫と凝らしてある。やはり、一風変わった博物館だ。
展示の解説はハンガリー語が多いが、各ブロックの入り口には、英語のレジュメが置いてあり、それを読めば大筋はわかる。説明がなくても特に問題はない。
展示の順序がある程度決められており、基本的に一方通行。

最後の最後に、エレベーターで地下に降りる順序になっている。このエレベーターもくせもので、下降中にモニターでビデオが流れるのだが、地下に到着すると同時に、クライマックスが訪れるように仕組まれている。ちょっとびっくりする。
その地下室では、共産党時代に実際に使われていた独房を見ることができる。ここが一番の見所だろうか。背筋が寒くなる。

これにて「恐怖の館」の見学終了。
かなり見ごたえがあった。
ただ、このような凝った展示方法は、自分たちはナチスや共産党といったファシストたちから圧政を受けた被害者に過ぎないのだといった、どこか他人事のような印象を与えかねない。
まあ、ここでは単純にハンガリーの暗黒時代を垣間見ることができると割り切ったほうが良さそうだ。

さて、とりあえず行くところもなくなった。いや他にもブダペストの見所はたくさんあるはずだが、とりあえず個人的にはもう満足したので、あとは宿でゆっくりすることにした。
シャワーも使わせてもらえた。ありがたい。

まだ日は明るいが、ぼちぼちブダペスト駅へ向かう。
余った現地通貨で食料を買い込む。
ブダペスト発が夕方でブラショフ着が翌朝。長い、列車での旅となりそうだ。

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