13仏陀生誕の地ルンビニへ。バイラワに宿泊

スノウリ発バイラワ経由ルンビニへ

馬小屋での寝苦しい一夜が明けた。嵐と雨も完全に収まり、外は快晴。
ジェイソンとともに出発の準備を済ませ、宿をチェックアウト。

今日こそはルンビニへ向かう。ジェイソンも同行。
昨日のバスの運転手がバイラワまで乗せてくれるそうで、朝6時半にバス停へ。約束通り、バスに乗せてくれた。バスはまたポカラまで行くそうだ。
すぐにバイラワに到着し、運転手たちとお別れ。いい人たちだ。

バイラワからルンビニまではローカルバスに乗ったのだが、このバスがすごい。これほど壮絶なバスは見たことがない。車体も内装もぼろぼろ、椅子が壊れているのは当たり前で、手すりのパイプがもげていた。
ジェイソンは、まるで囚人の護送車みたいだと、笑っていた。
片道12ルピー。24円だし、文句も言えまい。
ルンビニまでは20kmの道のりだが、バスが非力なうえ、停車も多いので、たっぷりと1時間かかった。

ようやくルンビニ到着。ブッダ生誕の地である。
看板にしたがい、砂利道を進む。あまり人の姿は見かけない。
敷地の入り口に事務所があり、記帳と寄付を求められた。ほんの小額を寄付。
そのまま道を進むと、左右に分かれる。右へ行くと、各宗派の寺や宿泊施設があるようだ。なかには立派そうなホテルもある。
左の道には、ブッダのモニュメント。その先で目につくのがマーヤー聖堂だ。
ここには、王妃マーヤーがブッダを産んだ時の様子を描いたブッダ生誕像が安置してある。

ルンビニ

その横には、かの有名な「天上天下唯我独尊」のブッダ像。
ルンビニ

赤ん坊なのに、ちゃんと立ちあがって天を指さしている。ほとんどキューピー人形のようだ、という率直な感想はバチがあたりそうなので、口にしなかった。

それにしても、仏教の巡礼地のはずなのだが、人が少ない。
施設には何の説明書きもないし案内人もいない。地図もない。
ずいぶんと寂れている。
たまたま居合わせた日本人参拝者に話を聞いたのだが、どうやら、政治的混乱と資金不足のため、ルンビニの開発が進んでいないとのこと。
エルサレムにあるユダヤ教・キリスト教・イスラム教それぞれの聖地を訪れたことがあるが、それらの賑わいに比べればあまりにも大違い。
まあ、仏教徒はあまり聖地巡礼のような行為をしないだけで、別に信仰がうすいわけではないだろうが。

後で調べてわかったことだが、ルンビニは1997年に世界遺産に登録されているそうだ。ということは、この旅行がちょうど1997年の10月だったから、すでに世界遺産だった公算が高い。全然気付かなかった。そもそも、当時は世界遺産そのものへの認知度も低かったけど。

ブッダ生誕といえば菩提樹。
もちろん、ルンビニにも大きな木があり、それが菩提樹だとされている。その横にはプール。

ルンビニ

伝説によれば、このプールで沐浴していたマーヤー王妃が突然産気づき、この木にしがみついてブッダを出産したとされている。

(参考写真)
ルンビニ
photo credit: via photopin (license)

樹齢から考えれば、ありえない話だそうだが、まあ、そのあたりは伝説なのであまり気にしない。
たまたまこの時、その菩提樹の下では日本人の団体が一心不乱にお経を唱えていた。どの顔も真剣そのものだ。車椅子にすわっている人の足を一所懸命にさすっている姿が印象的だった。

ルンビニ

ぶらぶらと歩いてから、木陰で休んでいると老婆が喜捨を求めてきたり、怪しげな日本語を話す土産売りが寄ってきたりした。

小さな売店で朝食代わりにラーメンを食べる。もちろんインスタント麺。
昨日は麺をそのままかじっていたジェイソンも今日はちゃんとスープにして食べていた。
もう見るところもないので、これにてルンビニ観光終了。

食べ終わったころにちょうどバスがやって来たので、バスに飛び乗る。
今度のバスも、まさに囚人護送車そっくりだった。

1時間でバイラワに戻る。
ここでジェイソンとはお別れ。
彼はこれからインドへ向かうのだ。
「グッドラック」と握手をして送り出す。インドでも達者でな。

バイラワはお祭り騒ぎ

さて、今日はバイラワで1泊。
まずはホテル探し。

どうやら今日はお祭りがあるようで、町中がそわそわしている。
お供え用らしきお菓子や食べ物があちこちで用意されている。

てきとうなホテルに入り、交渉。
1泊250ルピーになったので手を打つ。

が、これが失敗だった。
お湯が出ないのはしょうがないにしても、電気はよく止まる、挙句の果てには水道も出なくなった。
しかも従業員も祭りの準備に忙しいようで、なかなか相手をしてくれない。
しつこく交渉して、ようやくバケツに入ったお湯を渡してくれた。これで沐浴しろというわけだ。
バケツのお湯を風呂代わりにしたのは初めての経験だった。
まあ、お祭りだし、いいか。

明日はカトマンズへ戻りたい。
先にバスのチケットを手配しようとしたが、バス停がどこかもわからないし、チケット売り場もわからない。
ええい、またスノウリまで行ってしまえ。

スノウリが始発のはずだ。旅行代理店もあった。そこなら確実だろう。
乗り合いのジープに乗ってスノウリへ。片道3ルピー。6円。安い。
またしてもスノウリに戻って来てしまった。
予想通り、カトマンズ行きのバスチケットを無事に購入できた。よかった。

またバイラワにジープで戻って、町を散策。
別に何もない町。
祭りがぼちぼち始まったようだ。爆竹が各所で鳴らされ、派手な衣装をまとって踊っている人もいる。
レストランで焼き飯を食べ、祭を見ながら屋台料理をつまんだ。ジャガイモをこねて、たこ焼きのように丸く焼いたものだったが、これがなかなかうまかった。10ルピー。

祭りはまだまだ続くようだが、さすがに飽きてきたので部屋でのんびりする。
が、電気は暗いし、外は爆竹の音でうるさいしで、なかなか落ち着かない。
面倒になったので、むりやり寝ることにした。
眠れればいいけど。

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