11.ポカラ2日目。レイクサイドでサイクリング

レイクサイドへ移動

「今日は何もしない平穏な一日だった」と当時の日記は書き出している。
実際、ほとんど何もしていない。
まず、朝のそのそと起き出してから、だらだらと歩いて適当なレストランで朝食。
チベット式ブレックファストというメニューで、チベットパン、オムレツ、ポテト、コーヒー。75ルピー、約150円。ボリュームがあって、しかも安い。

朝早いこともあり、アンナプルナ連峰の山並みがはっきりと見えた。
とりわけ、真正面にそびえたつマチャプチャレは絶景の一言。

(参考写真)
アンナプルナ
photo credit: 091030PokaraHinduPashini via photopin (license)

トレッキングで見たエベレストよりも、圧倒的に迫力がある。エベレストは遠すぎた。
その点、ここポカラはよい。町中からヒマラヤの絶景が見られるのだ。
朝から気分は上々。

ホテルをダムサイドからレイクサイドへ移りたかったので、とりあえずチェックアウト。
次の宿探しへ向かう。

レイクサイドをうろうろしていると、案の定、客引きに声をかけられる。
案内されたホテルは、広いツインルームにバス・トイレ付で5ドル。特に問題なさそうなので、即決。
ついでに、明日のバイラワ行きのバスチケットを手配。さらにランドリー・サービスに、洗濯を頼んでおいた。
これで、準備万端。
あとはポカラを満喫するのみ。

ポカラでサイクリング

ポカラ郊外にサランコットと呼ばれる丘があり、そこから見るヒマラヤは絶景らしい。
これはぜひ行ってみようと、宿の人から情報収集。
徒歩で行くと、往復6時間とのこと。遠い。
自転車でも行けるとのことなので、近所のレンタルサイクル屋で自転車を借りた。一日借りて40ルピー、80円。安いなあ。

店の人は、日本製だから乗りやすいと言っていたが、あまり走らない。メンテナンスが行き届いていないのか、安物なのか、ペダルが重くてなかなか進まない。
平地ならばまだしも、上り坂はかなりきつい。

朝方はっきりと見えたアンナプルナ連峰も、すでに大部分が雲に覆われていた。このままサランコットの丘まで行っても、おそらくは雲しか見えないだろう。

というわけで、サランコット行きをあっさり断念。まあ、いいか。

そのかわり、湖に沿ってぶらりとサイクリング。
湖の上には、手漕ぎボートがぷかぷかと浮いている。乗っているのは欧米の若いバックパッカーたちであろう。
紫の煙もぷかぷかと浮いているように見えたのは気のせいだろうか。まさにスモーク・オン・ザ・ウォーターなのだが、まあネパールだし、あまり気にしないでおこう。

(参考写真)
ポカラレイクサイド

こちらも、ぷらぷらとサイクリング。
それにしても疲れる自転車だ。

そろそろ昼食にしよう。
チキンカレーと生搾りオレンジジュース。カレーは辛さ控え目で食べやすい。
185ルピー。少し高めだが、満足だ。
ちなみにネパールの隠れた名物料理として、ある種のマッシュルームが一部の好事家のあいだでは有名である。ポカラの特産品であり、道を歩いているとすぐに商品の勧誘がかかることも、レストランの裏メニューとして供されることもあるのだが、まるでマジックにかかったかのような幻想的な味だそうで、まちがってもそのようなキノコを食べてはいけないのである。

ポカラマジック

食後、さらにポカラの町中をあてもなくサイクリング。
客引き以外はのんびりした町である。
カトマンズのような喧騒がないので、実にのんびりできる。
物価も安い。
なるほど、この地に沈没してしまうバックパッカーたちが少なくないのも納得。
のんびりし過ぎて、せっかく風光明媚な町なのに写真を一枚も撮っていない。
これもポカラマジックか。

さすがに自転車にも飽きてきたので、あっさりと返却。

宿に戻る。特にすることもないので、日記などを書きつつ時間をつぶす。
そのうち洗濯物が届いたが、あまり乾いておらず少々残念。まあ、また干せばいいか。

夕食は、近所のレストランでスペシャル・フライドライスなる料理を注文。要するに焼き飯のことだ。スペシャルだけあって、ものすごい量でとても食べきれずに残してしまった。111ルピーなり。
トレッキングの次はサイクリングと、脚を酷使しすぎたようで、少々痛い。薬局でタイガーバームを購入して、疲れた箇所にすりこむ。
スースーした心地よさのまま就寝。

結局、この日はレイクサイドをサイクリングしただけで終了。
この旅はじまって以来ののんびりした一日となった。
でも、たぶん、これがポカラでの正しい一日の過ごし方なんだろうなあ。

明日は、バイラワへ向かう。

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