11 プラハからウィーンへ。ウィーン観光。

2012年8月 ドイツからトルコ横断11

プラハからウィーンへ列車移動

朝早めに起床。
結局、5人部屋のドミトリーはわれわれ日本人3人のみだった。珍しい。

ホステルの朝食はまだ始まっていない。というか、受付の若い男は寝袋にくるまって眠っていた。たぶん夏の間だけのお手伝い学生なのだろう。
もうすぐチェックアウトするので、声をかけて起こしておく。

同行の日本人氏(以下、A氏としておきます)とチェックアウトして、プラハ中央駅へ地下鉄で移動。昨日使っていた24時間切符がまだ有効時間内なので余計な切符代がかからなくて済んだ。当日内有効ではなく、24時間有効なのがミソ。

売店でサンドイッチと水を購入して、列車を待つ。
ここで一つ、水に関して。ヨーロッパでペットボトルに入ったミネラルウォーターには2種類ある。炭酸入りの水と、炭酸なしの普通の水。特に南や東に行くにつれ炭酸入りの割合が高くなるようだ。
炭酸入りは、言わば味のないソーダ水なので、慣れないうちは正直まずい。慣れてくれば意外と癖になるから不思議。
英語で炭酸なしの水のことは「Still water」、炭酸入りは「Sparkling water」と言うことが多い。「炭酸なしで」と注文する時は、「without carbon 」とかでも通じるかも。
店頭で同じようなペットボトルが2本並んでいて、どちらが炭酸入りか分からない時は、ボトルを握ってみて硬い方が炭酸入りだよ、と、アメリカ滞在歴の長いA氏が教えてくれた。試してみると、確かにそうだった。一つ賢くなった。

すぐに列車は到着。
バックパッカーたちもぞくぞく乗りこむ。

ウィーン (1)

予約しておいた席は、6人がけのコンパートメントの窓際。いい席だ。
やはり人気の列車らしく、6人がけは満席となった。
これから5時間ほどの長旅。
ヨーロッパの列車には冷房が付いていないことがほとんど。
窓を開けて、自然の風を浴びる。それがちょうどいい。
おしゃべりしたり、居眠りしたり、本読んだり、サンドイッチ食べたり、車窓を眺めたりと、列車の旅を満喫する。

ウィーン到着

無事にウィーン到着。
この旅4カ国目に突入。パスポートチェックも入国スタンプも何もないので、それほど実感はわかないけれど、とにかく4カ国目だ。

ハプスブルク家の総本山、ウィーン。英語ではヴィエナ。
書き忘れていたが、プラハはプラガ。本編とは関係ないが、ミュンヘンはミューニック、アテネはアーシンズ。ああややこしい。

今夜の宿は、前日にインターネットでユースホステルを予約済み。
地下鉄に乗って最寄り駅へ。ウィーンの地下鉄の乗り方は非常にわかりやすい。当たり前だが、券売機で切符を買って乗るだけ。
さらにバスに乗って移動。バスの切符は、運転手から直接買うことができる。お釣りも一応用意しているみたいだが、高額紙幣を出すと、面倒なのかそのまま乗れと言われることがある。

少しわかりにくい場所にあったが、A氏がアイポッドタッチのGPS機能を駆使して、無事ホステルに到着。文明の利器さまさまだ。
この10年ほどで旅行スタイルが劇的に変化したことを痛感する。昔はホテルの予約をするにもファックスを使ったり、代理店に頼んだりと面倒なことこの上なかった。ましてや、携帯端末でGPSを使って目的地を探し出すなど想像もできなかった。
だが、それでも旅の中身は変わらない。最後は自分の足で歩くしかないのだ。と、おっさんバックパッカーは思う。

ホステルにチェックイン。ロビーには若い旅行者があふれている。昔から変わらない旅の風景。
今夜の部屋は、二段ベッドが二つあるだけの4人部屋ドミトリー。部屋ごとにトイレとシャワーも完備してあり、とても快適だ。

ウィーン (2)

窓から見たホステル前の景色。
ウィーン (3)

ウィーン市内観光

荷物をほどき、市内観光へ。A氏とは別行動。
宿からウィーンの中心部までは徒歩で移動可能な距離。ぶらぶら歩いて向かう。
天気は快晴そのもの。雲ひとつない青空。とにかく暑い。
昼飯はスーパーで買ったサンドイッチ。街角にあるベンチに腰かけて食べる。

ウィーン (5)ウィーン (4)

ウィーンの街は、重厚なヨーロッパの街並みそのもの。高層ビルは見当たらない。どっしりとした中層幅広建築がずっと並ぶ。道路も広く、きちんとした都市計画に基づいて作られているのがわかる。
ふと路地をのぞくと、ちょっとお洒落な石畳のカフェ通りがあったりして、無機物的な雰囲気を和らげるあたりが憎たらしい。

ウィーン (6)

ウィーンの中心部に到着。
美術館、博物館、オペラ座、市庁舎などが集中する場所。観光客も集中する。

ウィーン (8)ウィーン (12)

やたらと道が広い。広場が大きい。
とりあえず歩いて散策。汗だくとなる。

あまりの暑さについにダウン。またしても体調悪化。無理してもしょうがあるまい。
ちょうど、オブジェのようなベンチがあったので、横になる。

ウィーン (7)

2時間ほど眠ってしまった。
気持ち良かった。体調もかなり回復。
気づけば夕方。
もう今日の観光はいいか、明日もウィーンに泊まるし。というわけで大人しく宿に戻る。

ウィーン名物ヴィーナーシュニッツェル?

ほどなくしてA氏も合流。一緒に晩飯を食べに行くことに。
ウィーンの名物料理と言えば「ヴィーナー・シュニッツェル」だろと意見の一致をみた我々は、近所のうまいレストランを教えてもらいにホステルの受付へ。
一見気難しいそうなおじさんだったが、やさしく丁寧に答えてくれた。
「レストランにもランクがあってな、君たちが行きたいのは、テイクアウェイも可能な安レストランかい、それよりも少し高いけど大衆的なレストランかい、それとも高級レストランかい?」
とのこと。
ここは大衆的なレストランを選択。歩いて5分くらいのところにあるレストランを推薦してくれた。

教えられたとおりの道筋をたどって、レストラン発見。
大衆的というわりには、ちょっと高級感を醸し出している。ヨーロッパではこれは普通なのだろう。

ウィーン (10)

ちょっとピンボケの写真しか無いのが残念だが、とても落ち着いた雰囲気だった。
まずは生ビール。これまたうまい。

ウィーン (9)

次いで料理の注文。
ヴィーナー・シュニッツェルとはウィーン風カツレツのはず。
そこで、ウェイターに「カツレツが食べたいんですけど」と言うと、「了解」と軽い返事。よかった注文できた。

で、期待に胸を膨らませ、料理が到着。差し出されたのがこれ。

ウィーン (11)

これってカツレツかな。パン粉がついてないんだけど。

まあ気にしてもしょうがない、と二人そろって受け入れる。
実際食べてみると、ものすごく美味しかった。肉の味もさることながら、周囲にかかっているソースがとにかく美味い。
付け合わせのパンもおいしい。
幸せ。この旅一番のご馳走だった。

ちょっと会計を心配したが、一人あたり15ユーロくらいだった。この時のレートなら1500円ほど。全然高くない。
大満足だ。教えてくれたホステルのおじさんありがとう。ダンケシェーン。

帰り道にローカルなバーがあったので、二人で入ってみる。
フーファイターズなどのロックナンバーが流れるアメリカンなバーだった。屋内なのにタバコも吸える。他の客層も若干やさぐれ気味か。ウィーンの雰囲気にミスマッチだがこれも現実。
こういう雰囲気も悪くない。というか大好きなので、バーのマスターおすすめの生ビールで乾杯。

ウィーン初日の夜はこうして更けていった。

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