8 香港二階建てバス行き当たりばったり乗車旅

2013年9月 香港マカオ旅行記8

香港の2階建てバスに行き当たりばったりで乗ってみるの巻

2階建てバス。英語で言うならダブルデッカー。
本家イギリスとともに香港名物だ。

香港バス

スポンサー氏いわく、「ジャッキー・チェンの香港映画に出てくるような、看板すれすれにバスが走るところを体験してみたい」そうな。

「香港国際警察」みたいなやつだな。うむ、たしかにあの当時のジャッキーの香港映画は無性におもしろかった。でも、傘を窓枠にひっかけてバスにぶら下がる芸当はごめんだ。

ふと思ったが、今の30代後半から50歳くらいにかけての年齢層にとって、香港のイメージはジャッキー・チェンの映画で作られているといっても過言ではないかも。
大都会でありながら、狭い土地に集うエネルギッシュな人たち。西洋化されながらも、アジアの猥雑さが混在する近代都市。そんなイメージ。

あと、香港映画といえば、ホイ兄弟の「Mr.BOO」シリーズ。個人的にはホイ兄弟の映画で死ぬほど笑わせてももらった覚えがある。高層ビルから落ちそうで落ちない、あのギリギリ感。笑いの功績の3分の1くらいは、吹き替えの広川太一郎氏のアドリブにあるのだろうけど。

少々話が脱線したが、香港と言えば2階建てバスなのである。
とにかく、それに乗るのだ。
目的地などない。
行き当たりばったりでバスに乗る。
スポンサーがそう言うのだから、ガイドはただ従うのみ。

バスに乗れ!

ジョーダン通りに出ると、次から次へと押し寄せてくるバスたち。
さて、どれに乗ったものか。
なるべく2階座席が空いているバスがいい。
とにかく2階に座りたいと、スポンサーは言う。

ええい、ままよ。
北へ向かうバスに、飛び乗った。
路線番号なぞ、気にしない。
行き先などバスに聞いてくれ。
たどり着いた先が目的地だ。

バスはぐんぐん北上するかと思いきや、すぐに左折。
狭い路地を進む。いきなり迫り来る看板群。そのぎりぎりをバスは走り抜ける。
2階席に座ったスポンサー氏もさぞや満足だろう。

そのあとは、少し開けた大通りを走る。また北上。

おっと、高速道路だ。料金所を通過。
なんと山を越えたぞ。
どこまで行くのか、このバスは。
山を越えると、線路と並走。
さらに進む。

大きな住宅街が見えてきた。
山を越えた、香港の奥地にも住宅街があるとは思わなかった。
もう30分は走っただろうか。このまま行くと、中国本土との国境に行きそうな勢いだ。
そろそろ降りるか。

バスターミナルっぽい雰囲気の場所で下車。

どこだ、ここ?

さっぱりわからない。
でも気にしない。
逆向きのバスに乗れば、油麻地方面へ戻れることはわかっている。心配なし。

香港バス 香港バス

周囲には、もやしのような高層アパート群。
さながら香港のベッドタウンか。
公園とサッカー場もあった。
コンビニはサークルKだった。その横には日本製品を集めた小売店。
日本人観光客が来るはずもない場所にも、日本製品はあふれていた。

スポンサー氏はコンビニで買ったアイスクリームをかじりながら、満足げな表情である。
まあ、いいか。

尖沙咀へ戻る

バス乗り場で帰りの路線番号をチェック。尖沙咀の文字が確認できたので、そのバスに乗ることにした。
ほぼ同じルートを通り、ジョーダン通りまで戻ってこれた。
しかも帰りは2階座席の最前列に座れた。
スポンサー氏、齢50にして大喜び。
よかったよかった。

ジョーダン通りを南下。
最前列なので写真が取り放題だ。

香港バス 香港バス

尖沙咀あたりで下車。

こうして、香港で行き当たりばったりで2階建てバスに乗ってみる旅は、無事に終了したのだった。
狭い香港だから成り立つのだろうが、なかなか楽しかった。
バスはどこまで乗っても均一料金の前払いだし、余計な心配はいらない。ただし、お釣りは出ないので小銭を用意していこう。
漢字も英語も読める日本人なら、どこへたどり着いても大丈夫。
香港を訪れた際は、この行き当たりばったりバス旅を実行してもらいたい。

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