3 チェンライからメーサイとタチレクへ

2012年5月 タイ・ラオス周遊旅行3

チェンライの朝。外は雨。中庭の木々は濡れそぼっていた。五月のタイの雨はスコールではなく、じっとりした降り方。日本の梅雨のようだ。
気持ちは高揚しないが、出かけないわけにはいかない。
今日はタイとミャンマーの国境地帯に行きたいのだ。

チェンライからメーサイへ

ゲストハウスに延泊を告げてから、チェンライ・バスターミナルへ。歩いて5分ほどなので便利だ。
まずはタイ側の国境であるメーサイ行きのバスを探す。
バスは2タイプ。一つはローカル色全開のおんぼろバス。エアコンなし、窓もドアもあけっぱなし仕様。それなりに人が集まったら出発のようだ。

もう一つが前日も利用したグリーンバスのミニバンタイプ。

メーサイグリーンバス
「GREEN BUS」HPより

こちらは15分に一本程度の間隔で運行されているようだ。料金は乗りこんでから払えばよい。46バーツ。
ミニバンの乗客は全部で10人ほど。少し窮屈だが、どうせ1時間ちょっとの道のりだ。エアコン付きでほどほどに快適。

雨の中を走り、ミニバスはメーサイ・バスターミナルに到着した。
バスターミナルは郊外にあるので、国境まではソンテウ(トラック改造型乗り合いバス)で移動。ソンテウはターミナルで客待ちしているので、すぐにわかった。窓ガラスに国境行きと英語で表記してあるので間違いようがない。料金は失念。たぶん10か20バーツ。

ソンテウは国境の少し手前で停車。
前方に見えるのがタイ側のイミグレーションだ。

メーサイとタチレク

周囲には小さな商店やホテルなどが所狭しと並んでいる。人も多い。まさに人とモノが行きかう国境の町だ。

国境通過しタチレクへ

雨がうっとうしいが、そのまま国境へ向かう。
タイからの出国は何の問題もなし。
それから橋を渡って、ミャンマーのイミグレーションへ。

メーサイとタチレク

まず入国目的を聞かれる。というか向こうから「ショッピング?」と答えを言ってくれる。
黙ってうなずけばいいだけ。
実際のところ、ほとんどの外国人が日帰りトリップなので、ほぼ自動的に別室に連れていかれることになる。
ここで入国料を支払う。500バーツ。本来なら10ドルでもいけるはずなので、「10ドルでいいか?」とたずねるも言下に断られる。500バーツが1500円で10ドルが1000円とすると、その差額は500円。その分はイミグレーション職員の懐に収まるに違いない。
納得しかねるが、納得するしかない。ここはそういうところだ。
写真撮影をして、入国許可証を発行してもらう。パスポートはイミグレーション預かりとなるので、この許可証がパスポートのかわりだ。紙切れ一枚なので無くさないように。ちなみに一日で戻らずに一週間程度滞在することも可能なようだ。

メーサイとタチレク

無事にミャンマー入国。
個人的にはミャンマー初入国なのでちょっとうれしい。
ミャンマーのイミグレーション付近。

メーサイとタチレク
この辺りは巨大な市場だ。小さな商店がこれでもかと集中している。
扱っている商品は、電気製品、DVD、衣料品、食糧、タバコ、なんでもござれ。ブランドものに関しては、おそらくほとんどすべてが違法コピー商品。

メーサイとタチレクメーサイとタチレク

肩から商品をぶら下げた売り子も多数。タバコ売りがとにかくしつこい。試しにミャンマーのタバコを一箱20バーツで購入して吸ってみたが、劣悪な味。あとで頭が痛くなったほど。残りはすべて捨てた。マールボロやマイルドセブンも売っていたが、おそらく中身は粗悪品。買うだけ無駄だ。

メーサイとタチレク

屋台で注文した鶏のから揚げで昼飯。雨はようやく止んだ。

タチレク観光

イミグレーションを抜けて市場に寄らずに直進すると、市街地となっている。国境の町、タチレクだ。

メーサイとタチレク

以前は未舗装だったそうだが、現在はちゃんとアスファルトで舗装されている。
だが、雨上がりだというのに、すでに埃っぽい。町並みもどこか垢ぬけない。やはりタイに比べるとかなり発展の遅れがあるようだ。

タチレクからミャンマーに入国した場合、あまり先には進めない。移動制限があるのだ。そもそもパスポートは人質に取られているので、動くに動けない。

さてどうしようかと思っていると、トゥクトゥクの運転手が声をかけてくる。手には宣伝の看板を持っていた。タチレクにある観光名所をまわってくれるという。
言い値は200バーツ。高い。すぐに100バーツに下がった。
運転手は若い男。英語とタイ語とミャンマー語が話せるらしい。

メーサイとタチレク

甲高いエンジン音を立てながらトゥクトゥクが走り出す。爆音エンジンのわりにはちっともスピードは出ない。何十年現役なのだろうか、このエンジン。
徐々に大きな建物がなくなり、アスファルト舗装があやしくなってくる。舗装はされていても、砂埃で道路が覆われてしまっていて、意味をなさない。メイン道路以外は、未舗装なので、どんどん砂が運ばれてきてしまうのだろう。メンテナンスもいい加減。
エンジンが持つのかと、余計な心配を抱かせてしまうほどの急坂をのぼって、一つ目のパゴダ(寺院)に到着。

ここは展望台になっていて、タチレク市内を見下ろすことができる。

メーサイとタチレクメーサイとタチレク

こんな調子でいくつかパゴダをめぐる。
タチレクの観光名所と言ったって、パゴダしかないのである。

メーサイとタチレク

妙に愛嬌のあるお坊さん。
メーサイとタチレク

パゴダめぐり終了。
出発場所まで戻って来た。

これでタチレク観光も終了だ。

タイへ再入国

またイミグレーションへ。入国許可証と引き換えにパスポートを受け取る。特に問題なし。
川を渡る。
それにしても狭い川だ。

メーサイとタチレク

現在は雨季なので水量も多いが、乾季には干上がることもあるそうだ。そうすると簡単に歩いて越境できる。実際、地元民たちは気軽に国境を行き来している。国境ってなんだろうと思う。
タイへの入国は簡単。入国カードを記入してパスポートを渡すだけ。スタンプを押してもらいタイ入国。タチレク滞在3時間ほどだった。

また雨が降り出した。
川沿いに屋根付きの商店街があったので、そちらへ避難。
小腹がすいたので、カオマンガイで昼食。30バーツ。安い。

まだ雨は降っているが、チェンライへ戻ることにした。
ソンテウ、グリーンバスと乗り継ぎ、チェンライへ帰還。もう慣れた。

ホテルに戻って、しばらく休憩。さすがにちょっと疲れた。頭も痛い。
夕食は、昨日と同じくナイトバザール横のフードコートへ。雨はほぼ止んでいた。
ガパオ・ムー・カイダーオ(鶏の挽肉ホーリーバジル炒め目玉焼きのせ)。もちろんご飯つき。50バーツ。タイ料理の定番中の定番料理。3日に1度は食べる。
昨日は閉まっていた宿の近くのバーが営業していた。ちょっとシンハービールが恋しかったが、あいにくと頭が痛い。たぶんタチレクで吸った劣悪タバコと疲れのせいだろう。

大人しく部屋に戻る。

明日は、メコン川沿いの町、チェンセンへ向かう。

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商人向けの格安ホテルが多い。安いゲストハウスは国境を流れる川沿いに固まっている。

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なお、タチレク側にも旅行者用のホテルはある。ノービザ入国での宿泊も可能。
今のところ、予約サイトでの取り扱い軒数はとても少ない、

Agoda

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