北京旅行記5 おまけ。北京の発音てペキン、それともベイジン?

2012年7月 北京旅行記5

北京観光を終えて、所用のためバンコクへ向かったのだが、気になったことが一つある。

北京の発音

それは「北京」の発音についてだ。英語で会話していても、つい「ペキン」と発音してしまい、怪訝な顔をされることがある。それも中国人もしくは中国系の外国人相手でも、だ。

もちろん、英語ではBeijing。ベイジン。これは知っている。

中国語でも、Beijing。これはペイチンと発音するのが実際の音に近いみたい。
ややこしいのが、元々はPekingとも表記していたこと。この読みは英語ではピーキン。

有名な映画「北京の55日」の原題が、「55 DAYS at PEKING」。たしかにペキンだ。

さらにいろいろ調べてみたのだが、まあ複雑怪奇なこと。北京語、広東語などの発音の違い、それをローマ字表記する方法の違いなどが錯綜して、正直ギブアップ状態。

中国では支配王朝が変わるたびに、大規模な変化が起きる。当然、言葉も変わってゆく。もともと言葉とはそういうものだ。

日本語での漢字の読みは、呉音、唐音、漢音が混在していて、さらにややこしいことになっている。
だが、逆に伝わった時の音があまり変化せずに残っていて、本来の発音に近いのが日本語読みだったりすることもある。

個人的にタイ語を少し勉強しているが、中国語との共通点が非常に多いことに気づく。

例えば1から10までの数字の数え方。

タイ語なら「ヌン、ソン、サム、シィー、ハー、ホック、ジェット、ベーッ、ガオ、シップ」
北京語なら「イー、アール、サン、スー、ウー、リウ、チー、バー、ジウ、シー」
広東語なら「ヤッ、イー、サン、セイ、ンー、ロッ、チャッ、バッ、ガウ、サップ」
日本語は「イチ、ニー、サン、シー、ゴー、ロク、シチ、ハチ、ク、ジュウ」

それぞれの数字を対比させてみると、おもしろい。さらに潮州語や福建語まで合わせると、もっとおもしろいことになる。

うーむ、アジアの言葉は奥が深い。

アジア地域において、言語がどのように伝達していったのか、個人的にはとても興味深い。東南アジアだと中国の影響の他に、インド方面からの影響もあっただろうし。
まあ、すべての言語を覚えることなんて出来ないので、旅行するには結局、英語をメインに使うことになるのだが。

ちなみに、中国の標準語のことを英語でmandarinという。元々は官僚が話していた公用語で、おもに北京語をさすようだ。
ああ、もういろいろややこしいなあ。

飛行機ディレイトラブル

蛇足ながら、帰りの飛行機について少し。
帰りはバンコクから北京経由で関空までの中国国際航空便。
バンコク発が深夜の予定だったが、空港に到着したところで6時間ディレイを知らされる。北京が悪天候のため飛行機が到着していないとのこと。
お詫びのしるしとして、空港内のレストランで使えるクーポン券をもらった。

なんとか時間をつぶして、早朝出発。昼前には北京到着。
北京空港で、代替便を手配してもらう。が、何と夕方の便。もっと早い便があるようなので、そっちに変えてくれと言っても取り合ってくれず。以前、キャセイパシフィックで似たようなトラブルがあったが、すぐに対応してくれて、早い便で帰ることができたのだが。

これでは待ち時間が4時間以上になる。バンコクの空港ではクーポン券をくれたので、ここでも貰えると思ったのだが、「遅れたのは天候のせいだ。我々のせいではない。関係ない」とつれない返事。悪びれる様子はまったく無し。

まあこういう事態になって謝罪の言葉を口に出すのは日本人くらいかもしれないが、それでもバンコクの空港の地上係員のように少しは便宜をはかってあげようと動くものだ。

日本に帰ってから調べてみると、確かに前日の北京は記録的な豪雨だったようだ。まあ天候が原因には違いない。
これがLCCなら文句は言わないのだが、まがりなりにも中国のフラッグシップキャリアのはずである。
おそらくこれが中国のサービスレベルの現状なのだろう。何も問題がなければ、普通のサービスは行える。実際、飛行中のサービスはいたって普通のもの。だが、一たび問題が起こったときに対応力が問われる。その部分がすっぽり抜け落ちているようだ。
運が悪かったとあきらめるしかない。

北京空港でさらに4時間ほど待って、ようやく飛行機に乗れた。バンコクの空港に着いてから関空まで合計24時間近くかかった。
元々が天候のせいなのは重々承知しているが、気分的にもう二度と中国国際航空は使いたくない。
でも、安いからまた使ってしまうかもなあ。LCCと同じでサービスに期待せずに乗ればいいだけの話だしなあ。しかもスターアライアンスのマイルもたまる。魅力的だなあ。
これもまたややこしい。

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